大学院生または、大学院に合格した方が日本学生支援機構の奨学金を申請しようとした場合には様々な書類の提出が求められます。
今回はそのひとつである指導教官推薦所見の書き方を例文ととも解説します。
- 理系の大学院修士卒です。
- 日本学生支援機構の第一種奨学金に採用され、2年間毎月88,000円借りました。
- 現在は働きながら、返済しています。
奨学金を借りようとしている方
指導教員推薦所見に書くべき内容に困っている方
指導教員推薦所見のテンプレートがほしい方
ページコンテンツ
指導教員推薦所見とは?
大学院にて独立行政法人日本学生支援機構の奨学金を申請しようとしたときに提出が求められる書類のひとつです。
奨学金を受けようとする学生は、指導教員から推薦をしてもらう必要があります。
指導教官とは、基本的には研究室の担当教員のことです。
おそらく大学院に進学している学生さん、もしくは進学しようとしている学生さんは、研究室に所属しており、自分自身の研究の指導をする教員がいることでしょう。
自分の所属する研究室の指導教員に推薦所見を書いてもらうようお願いする必要があります
しかし、いきなり指導教員に「推薦状を書いてください!」とお願いするのは失礼です。
そこで、ある程度下書きを自分で作ってから、「こんな感じで推薦状を書いてください」とお願いするのがよいでしょう。
推薦所見に書くべき内容
推薦所見を書くにあたって内容を考えると思います。
以下の内容は特に重要視されるポイントです。
ポイントを押さえて、自己アピールをしましょう。
- 大学院で行う予定の研究内容
- 研究内容が社会的に有益であること
- 研究・学習意欲の高さ
- 経済的困難により、奨学金を必要としていること
例文(テンプレート)
それでは、実際の推薦所見の例文を紹介します。
例文1
〇〇君は本学大学院にて「□□□」をテーマとした研究に取り組む予定です。大学院の入試成績は優秀で、研究への意欲も高いため優れた成果を挙げられると思われます。また、人物・健康にも優れ、将来社会にとって有為な人物として活躍することが多いに期待されます。しかし、経済的困難を抱えており研究に専念するために奨学金の貸与が必要です。以上のことから、日本学生支援機構奨学生にふさわしい者として推薦いたします。
例文2
〇〇君は、△△に資する「□□□」に関する研究を意欲的に取り組んでいます。近年、需要が高まっている「□□□」をより安全なものにするために必要不可欠△△の研究を担う人材です。しかし、経済的困難を抱えており研究に専念するために奨学金の貸与が必要です。日本学生支援機構奨学生推薦選考基準に照らし、ふさわしい者と認め、〇〇君を大学院奨学生に推薦いたします。
はやめにお願いしよう!
ここまで推薦所見の内容について紹介してきましたが、それよりも重要なのが、期日に間に合わせて提出することです。
大学教授は大変忙しいです!
申請書類の提出期限に間に合うように、早めに指導教員にお願いしましょう!
また、指導教員によっては毎年のように推薦所見を書いていらっしゃるので、自身のテンプレートをお持ちの方もいらっしゃいます。
その際は、指導教員に従ってそのテンプレートをお借りし、推薦所見を書いてもらうのがよいでしょう。
まとめ
指導教員にお願いするまえに、自分で推薦所見を書く
大学院において日本学生支援機構の奨学金を申請しようとする場合、指導教員の推薦所見が必要です
自分の所属する研究室の指導教員に推薦所見を書いてもらうようお願いする必要があります
しかし、いきなり指導教員に「推薦状を書いてください!」とだけお願いするのは失礼です。
そこで、ある程度下書きを自分で作ってから、「こんな感じで推薦状を書いてください」お願いするのがよいでしょう。
大学院奨学金申請における指導教員推薦所見の書き方
以下の内容を盛り込んで、推薦所見をつくりましょう。
- 大学院で行う予定の研究内容
- 研究内容が社会的に有益であること
- 研究・学習意欲の高さ
- 経済的困難により、奨学金を必要としていること
提出期限に間に合うように、はやめにお願いしよう!
これが一番大切です!!
大学教授は大変忙しいです。
申請書類の提出期限に間に合うよう余裕を持って、お願いしましょう!
日本学生支援機構の第一種奨学金は大変お得!!
日本学生支援機構の大学院生向け第一種奨学金は大変お得な制度です!
無利子なうえに、借りた奨学金の返還免除のチャンスがあります!
大学院へ進学予定の方はぜひ利用すべき制度です。
実際に大学院(修士)を卒業した筆者も約100万円の返還免除を受けることができました。
返還免除を受けた経験はこちらをチェック!